スズキの人気車種であるワゴンRスマイルとハスラーですが、いざ購入を検討してみると、ワゴンRスマイルとハスラーのどっちがいいのかという悩みは尽きません。私自身も街中でそれぞれの車を見かけるたびに、どっちのスタイルが今の自分にフィットするのかと、カタログを穴が開くほど読み込んでしまいました。
スライドドアの利便性を最優先して日常の快適さを追求するか、それともターボ設定のある力強い走りと遊び心のあるデザインを取るか。燃費や最新のグレード別価格も気になるポイントですし、実際に乗ってみた時の乗り心地や数年後のリセールバリュー、さらには購入した後にハスラーにしておけばよかったと後悔したくないという気持ちもよく分かります。
この記事では、私が調べたワゴンRスマイルとハスラーのどっちがいいかという疑問に対する答えを、スペックやユーザーのリアルな口コミを交えて、どこよりも詳しく解説していきます。この記事を読むことで、あなたのライフスタイルに最適な一台がきっと見つかるはずですよ。
記事のポイント
- ワゴンRスマイルとハスラーの走行性能や燃費に関する具体的な違い
- スライドドアとヒンジドアのどちらが日々の生活を楽にしてくれるか
- 最新の安全装備DSBSIIや電動パーキングブレーキによる快適性の差
- 購入後の満足度を左右するリセールバリューやユーザーのリアルな評価
まずは、車としての基本性能や装備の面から、両車のキャラクターがどのように異なっているのかを詳しく掘り下げていきましょう。2024年から2025年にかけての一部改良ポイントも踏まえて、今の「買い」はどちらなのかを明らかにしていきます。
ワゴンRスマイルとハスラーどっちがいい?性能を比較

ワゴンRスマイルとハスラーは、同じスズキの最新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用しながらも、目指している方向性は驚くほど対照的です。ここでは、カタログ数値だけでは伝わらない実際の「使い味」の違いを多角的に比較していきます。
ターボ設定の有無で変わる加速性能や走行安定性の違い
走りの質を大きく左右するのが、エンジンのラインナップです。ここで最大の分かれ道となるのが、ハスラーには力強いターボエンジンが用意されているのに対し、ワゴンRスマイルには現在、ターボの設定がないという点です。これは、住んでいる地域や主な走行シーンによっては、ワゴンRスマイルとハスラーのどっちがいいかを決める決定的な要因になります。
ハスラーのターボモデルは、最高出力47kW、最大トルク98N・mを発生し、低回転域から力強く加速します。高速道路の合流やバイパスでの追い越し、あるいは家族を乗せての坂道走行でも、アクセルを深く踏み込む必要がなく、余裕を持って走れるのが魅力です。一方でワゴンRスマイルは、最新のR06D型NA(自然吸気)エンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせのみ。平坦な街中をトコトコ走る分には非常に静かでスムーズですが、上り坂や高速域ではどうしてもパワー不足を感じ、エンジン音が車内に響きやすくなります。
また、車体剛性の面でも違いがあります。ハスラーはSUVとしてのタフな走りを想定しているため、中高速域での直進安定性に優れています。対するワゴンRスマイルは、低重心設計によるどっしりとした安定感があり、横風に煽られにくいという特徴を持っていますが、ターボがない分、キビキビとした走りという点ではハスラーに一歩譲ります。日常の足として静かに走りたいのか、レジャーや遠出もストレスなくこなしたいのかで、選ぶべきエンジンが決まってきます。
スライドドアとヒンジドアの利便性や実用性を比較
利便性の面で最大の違いとなるのが、後席ドアの開閉方式です。ワゴンRスマイルの最大の武器は、何と言っても両側スライドドアを採用していることです。開口幅はスペーシアと同等の600mmを確保しており、リヤステップの地上高も345mmと低く設定されています。この設計により、高齢者や小さなお子様でも楽に乗り降りできるのは、ファミリー層にとって大きなメリットですね。特に、風の強い日にドアが勢いよく開いて隣の車にぶつけそうになる「ドアパンチ」のリスクがないのは、精神的な安心感が違います。
一方、ハスラーはオーソドックスなヒンジドアです。利便性ではスライドドアに劣りますが、ドア自体の構造がシンプルなため、車両重量がワゴンRスマイルよりも約50kgほど軽くなっています。この軽量化が、軽快なハンドリングや燃費性能に一役買っているわけです。また、一人での移動が多く、後席を主に荷物置き場として使うのであれば、ヒンジドアの方がサッと開閉できるため「動作のダルさ」を感じにくいという意見もあります。
狭い駐車場や都市部での使用が多いならスライドドアのスマイル、一人での移動がメインで軽快さを重視するならヒンジドアのハスラーという選択が基本になります。
乗り心地や静粛性に関するユーザーのリアルな評価
乗り心地については、ユーザーの間でも好みがはっきりと分かれる部分です。ワゴンRスマイルは「しっとりとした柔らかい乗り心地」が特徴で、街中の段差を乗り越える際のショックのいなし方が非常に上手です。サスペンションが柔軟に動くため、低速域では軽自動車とは思えないような落ち着いた感覚を味わえます。ただし、速度を上げると揺れの収束が少し遅く感じられ、フワフワした感覚を抱くという声もあります。
対するハスラーの乗り心地は「シャキッとした固め」の味付けです。SUVらしく足回りがしっかりしているため、カーブでの姿勢が崩れにくく、高速道路での安定感はハスラーの方が一枚上手です。しかし、低速域では路面のゴツゴツをダイレクトに拾いやすいという側面もあり、一部のユーザーからは「突き上げ感が酷い」と指摘されることもあります。静粛性については、どちらもエンジン始動がスムーズなマイルドハイブリッドのおかげで優秀ですが、ロードノイズの遮断については、より乗用車的な設計のワゴンRスマイルの方が静かだという評価が多いようです。
室内空間の質感も対照的です。ハスラーは遊び心満載の「3連フレーム」が特徴的なタフなデザイン。一方、ワゴンRスマイルは「フランスのお嬢様の部屋」を連想させるような、上質で落ち着いたインテリアが魅力。どっちの空間に座っている時に自分が心地よいと感じるか、ぜひ一度試乗して確かめてみてください。
DSBSIIなどの最新安全装備や運転支援機能の進化
安全性能については、どちらを選んでもスズキの最新技術が惜しみなく投入されています。2024年の改良により、両車種ともに「デュアルセンサーブレーキサポートII(DSBSII)」が採用されました。これは、従来のステレオカメラ方式から、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせへと進化したもので、検知対象が車両や歩行者だけでなく、自転車や自動二輪車まで拡大されています。また、交差点での右左折時の衝突回避をサポートする機能も追加されており、日常のあらゆるシーンでの安心感が劇的に向上しています。
さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)も進化しました。先行車が停止すれば自分の車も停止まで追従してくれる「全車速追従機能」と「停止保持機能」が付いたことで、高速道路での渋滞時などの負担が大幅に軽減されます。車線維持支援機能も搭載されており、ハンドル操作をサポートしてくれるため、長距離ドライブでの疲れ方が以前とは全く違います。
安全装備の進化は非常に早いため、中古車を検討する場合は、その車両に「DSBSII」が搭載されているか、あるいは旧世代の「DSBS」なのかを必ず確認するようにしましょう。これによって運転の疲労度や安全性に大きな差が出ます。
電動パーキングブレーキ採用による街乗りの快適性
街乗りを劇的に快適にしてくれるのが、最新の一部改良で追加された「電動パーキングブレーキ(EPB)」と「オートブレーキホールド」です。ハスラーは2024年5月の改良で全車に標準装備されました。そしてワゴンRスマイルも、2024年12月の改良からハイブリッドグレードに採用されています。これがあるかないかで、信号待ちの多い都市部でのストレスは雲泥の差です。
オートブレーキホールド機能を使えば、信号待ちで停止した際にブレーキペダルから足を離しても、車がそのまま停止状態をキープしてくれます。青信号になったらアクセルを軽く踏むだけで解除されるので、足の疲れが劇的に減るんですよね。また、電動パーキングブレーキのおかげで、シフトレバーを「P」に入れると自動でサイドブレーキがかかり、発進時はシートベルトを締めていればアクセルオンで自動解除されるので、サイドブレーキの引き忘れや戻し忘れという心配もありません。この快適装備の充実により、ワゴンRスマイルとハスラーのどっちがいいかという悩みは、もはや贅沢なものになってきました。
燃費性能や最新のグレード別価格表を詳しくチェック

経済性についても見ていきましょう。燃費性能は、両車ともにマイルドハイブリッドを搭載しているため、非常に高いレベルで拮抗しています。WLTCモード燃費で見ると、ワゴンRスマイルが25.1km/L、ハスラーが25.0km/L(ともに2WD/NAモデル)と、ほぼ同等の数値です。実燃費でも市街地で18km/L〜20km/L前後、郊外ならそれ以上をマークすることもあり、家計への優しさはバッチリです。
価格面では、スライドドアというコストのかかる機構を持つ分、ワゴンRスマイルの方がハスラーよりも全体的に高めの設定となっています。以下に、最新の価格目安を比較表にまとめました。
| 車種・グレード | 駆動 | 税込価格(目安) | 燃費 (WLTC) |
|---|---|---|---|
| ワゴンRスマイル G | 2WD | 1,489,400円 | 23.9km/L |
| ワゴンRスマイル HYBRID S | 2WD | 1,717,100円 | 25.1km/L |
| ワゴンRスマイル HYBRID X | 2WD | 1,815,000円 | 25.1km/L |
| ハスラー HYBRID G | 2WD | 1,518,000円 | 25.0km/L |
| ハスラー HYBRID X ターボ | 2WD | 1,750,100円 | 22.6km/L |
| ハスラー タフワイルド ターボ | 2WD | 1,838,100円 | 22.6km/L |
※価格や燃費の数値は、記事執筆時点の一般的な目安です。オプション装着や税金の有無で変動するため、正確な情報は必ず公式サイトや販売店でご確認ください。
結局ワゴンRスマイルとハスラーどっちがいい?選び方
性能の違いを理解したところで、次は「自分の生活に落とし込んだ時の選び方」を整理していきましょう。数年後に後悔しないためのポイントや、資産価値としての評価についても詳しく触れていきます。
現在の軽自動車市場は選択肢が豊富で、自分にぴったりの一台を選ぶのは一苦労です。まずは自分の優先順位がどこにあるのかを明確にすることが大切です。
リセールバリューや買取相場から見る資産価値の格差
車を購入する際に、意外と見落としがちなのが「手放す時の価格」、すなわちリセールバリューです。結論から言うと、資産価値の面ではハスラーの方が優位にあると言えます。ハスラーは「遊べる軽」という独自のブランドを確立しており、中古車市場でも爆発的な人気を維持し続けているからです。
3年落ち・走行1万km/年程度の残価率を比較すると、ハスラーは平均で64%前後、特に人気の「タフワイルド」や「ターボモデル」などは最大で8割近い価値が残ることもあります。対してワゴンRスマイルも、需要の高いスライドドア車ということもあり平均62%前後と堅実なリセールを誇りますが、ハスラーほどのプレミアムな価格がつくケースは稀です。数年後に高く売りたい、あるいはトータルの所有コストを下げたいと考えているなら、ハスラーを選んでおくのが賢明な判断かもしれません。
実際に購入したユーザーが後悔した理由や生の声
実際に車を手に入れたユーザーの声からは、カタログスペックだけでは分からない「後悔の種」が見えてきます。ワゴンRスマイルを購入した人の中で最も多い不満は、やはり「ターボがないことによる非力さ」です。特に「高速道路の合流でヒヤッとした」「坂道でエンジンが唸るだけで加速しない」といった不満が、長距離ドライブを機に噴出することがあります。
一方でハスラーの購入者から聞かれる後悔は、「乗り心地の硬さ」と「スライドドアの欠如」です。特に子供が生まれてチャイルドシートに乗せるようになると、ヒンジドアの不便さが身に染み、「やっぱりスマイルにしておけばよかった」と嘆くパパ・ママも少なくありません。自分の意志ではなく、家族や周囲の意見に流されて「便利そうだから」とスマイルを選び、後から「本当は遊び心のあるハスラーに乗りたかった」と愛着を持てずに後悔する毎日を送っている……なんていう切実な悩みもSNSで見かけました。どっちの不便さを許容できるか、あるいはどっちの個性を愛せるか、自分の心に正直になることが大切ですね。
アウトドア派か街乗り派かで分かれる最適な選択基準

あなたがこの車を使って「何がしたいのか」を明確にすると、答えは自ずと見えてきます。キャンプや釣り、スノーボードといったアウトドアが趣味で、未舗装路や雪道を走る機会があるなら、間違いなくハスラーが最適解です。ハスラーには4WD専用の「スノーモード」や「グリップコントロール」といった強力な走行支援システムがあり、さらに汚れを拭き取りやすいラゲッジボードなど、趣味の道具としての機能が凝縮されています。
逆に、平日は買い出しや近所への買い物、週末は近場の公園やショッピングモールといった街乗りが中心なら、ワゴンRスマイルの方があなたの生活を潤してくれます。最小回転半径4.4mという小回りの良さは、ハスラーの4.6mよりも確実に狭い駐車場でのストレスを軽減してくれますし、スライドドアのおかげで、両手に買い物袋を抱えたままでも「予約ロック機能」などを使ってスマートに車を離れることができます。自分の生活時間がどちらのシーンに多く割かれているかを考えてみてください。
どちらの良さも捨てがたいという方には、最近登場した「新型スペーシアギア」という選択肢もあります。ハスラーのタフさと、スペーシア譲りのスライドドアの利便性を兼ね備えた、まさに折衷案と言える一台です。ただし、スマイルのしっとりした乗り心地や、ハスラーのコンパクトなサイズ感とはまた違ったキャラクターになるので、比較対象に加えてみると面白いですよ。
販売台数ランキングから読み解く最新の人気トレンド
世の中の多くのユーザーがどちらを選んでいるのかというトレンドも、安心感に繋がります。最新の販売データを見ると、ハスラーは常に軽自動車販売ランキングのトップ5前後に君臨しており、その人気はもはや不動のものです。ワゴンRスマイルも、ワゴンRシリーズ全体の数字を力強く支えており、スライドドアを求める層から絶大な支持を受けています。
最近の傾向としては、以前の「とにかく背が高ければいい」というスーパーハイトワゴン人気から、より自分らしい個性を表現できる「クロスオーバーSUV(ハスラー)」や、ほどよい高さで扱いやすい「新世代ワゴン(スマイル)」へと、ユーザーの好みが分散・多様化しています。どっちの車が人気だから選ぶというより、どっちが自分の個性に合うかを大切にするユーザーが増えているのは、今の時代の特徴かもしれませんね。人気車種であればこそ、アフターパーツの充実や将来の下取り価格の安定も期待できるので、どちらを選んでも「損な買い物」になることはありません。
ワゴンRスマイルとハスラーどっちがいいか最終判定
これまでの比較を総括して、ワゴンRスマイルとハスラーのどっちがいいかという問いに私なりの結論を出します。この2台は、似ているようで全く別の価値観の上に成り立っています。
ワゴンRスマイルがおすすめなのは……
「一日のうちに何度も車に乗り降りし、狭い場所でのストレスをゼロにしたい。上質な空間で静かに穏やかに移動したい、効率重視のあなた」です。日々の買い物や送迎という「日常」をいかに心地よくこなすか、その一点においてスマイルは最高のアシスタントになってくれます。
ハスラーがおすすめなのは……
「車を単なる移動手段ではなく、自分をどこか遠くへ連れ出してくれるワクワクする相棒として捉え、走りの余裕や個性を大切にしたいアクティブなあなた」です。ターボの力強さと、見るたびに元気が出るデザインは、あなたの「非日常」をより豊かなものにしてくれるはずです。
最後はぜひ、ご自身の目で実物を確認し、試乗してみてください。ハンドルを握って少し走り出した瞬間に、どちらが自分の体に馴染むか、直感的に分かるはずです。最新の納期や値引きの情報、下取りの査定相場などは日々変動しています。損をしない車選びのためにも、定期的に情報をアップデートし、納得のいく一台を見つけてくださいね。
最終的な購入判断や詳細なスペックについては、必ずスズキの公式サイトを確認するか、お近くの正規販売店へお問い合わせください。正確な情報はプロのスタッフに直接聞くのが一番ですよ!
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