毎日のお風呂時間、体を洗うのにボディソープと石鹸、あなたはどちら派ですか?この「ボディソープと石鹸はどっちがいいのか」という疑問は、多くの方が一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
それぞれのメリットやデメリット、コスパなどの経済的な側面、そして気になる体臭への効果まで、選ぶ基準は様々です。口コミを見ても意見は分かれ、固形石鹸と液体石鹸はどっちがいいのか、自分に合ったおすすめの製品はどれなのか、迷ってしまいます。
中には、「固形石鹸がダメな理由は何ですか?」といった具体的な疑問や、「ボディーソープは毎日使わない方がいいですか?」という肌への影響を心配する声も聞かれます。
この記事では、そうした皆様の疑問を解消するため、ボディソープと固形石鹸をあらゆる角度から徹底的に比較し、ご自身の肌質やライフスタイルに最適な選択ができるよう、分かりやすく解説していきます。
ポイント
- ボディソープと固形石鹸の基本的な違いとそれぞれの長所・短所
- コストパフォーマンスや洗浄力など具体的な比較ポイント
- 敏感肌や脂性肌といった肌質に合わせた選び方の基準
- 利用者の口コミやよくある疑問に対する専門的な回答
結局ボディソープと石鹸はどっちがいいの?

- ボディソープと石鹸のメリット
- ボディソープと石鹸のデメリット
- あなたはどちら派?口コミを比較
- 固形石鹸がダメな理由は何ですか?
- ボディーソープは毎日使わない方がいい?
ボディソープと石鹸のメリット
ボディソープと固形石鹸、それぞれが持つ長所を理解することは、自分に合った製品を選ぶための第一歩です。一概にどちらが優れているとは言えず、何を重視するかによって魅力は変わってきます。
ボディソープの最大のメリットは、その手軽さと種類の豊富さにあると考えられます。ワンプッシュで簡単に適量を出せ、泡立てネットを使えばすぐに豊かな泡を作ることが可能です。また、保湿成分や美容液成分、さまざまな香りの成分が配合された製品が数多く販売されており、洗い上がりのしっとり感や好きな香りを楽しむといった付加価値を求める方には最適です。密閉されたボトルに入っているため、衛生的に管理しやすい点も長所と言えるでしょう。
一方、固形石鹸は肌への優しさが大きな魅力です。多くは天然の油脂を原料とするシンプルな成分で作られており、合成界面活性剤や防腐剤、着色料などを含まない製品が豊富にあります。そのため、肌のバリア機能に必要な皮脂を奪いすぎず、敏感肌や乾燥肌の方でも安心して使いやすい傾向にあります。洗浄後はさっぱりとした洗い上がりになる点も特徴で、この使用感を好む方も少なくありません。
両者のメリットを以下の表にまとめました。
ボディソープと石鹸のデメリット
メリットの裏返しとして、それぞれデメリットも存在します。これらを把握しておくことで、購入後の「こんなはずではなかった」という失敗を防ぐことができます。
ボディソープのデメリットとして最も懸念されるのは、肌への刺激の可能性です。高い洗浄力を持つ合成界面活性剤が含まれている製品が多く、肌の潤いを保つために必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。これが肌の乾燥やバリア機能の低下を招き、人によっては肌荒れの原因となるケースも報告されています。また、プラスチック製の容器や詰め替えパウチが多いため、環境負荷が大きいという側面も持ち合わせています。
固形石鹸のデメリットは、主に使い勝手の面にあります。使用するたびに泡立てる手間がかかり、特に急いでいる時には面倒に感じられるかもしれません。また、使用後は水切れの良いソープディッシュで保管しないと、溶けてぬめりが出たり、雑菌が繁殖しやすくなったりと、衛生的な管理に工夫が必要です。小さくなってくると泡立てにくく、最後まで使い切るのが難しいと感じる点も、利用者からよく聞かれる悩みです。
両者のデメリットを以下の表にまとめました。
あなたはどちら派?口コミを比較
実際のところ、世間ではボディソープと固形石鹸、どちらが多く使われているのでしょうか。調査データを見ると、現代の主流がどちらにあるのかが分かります。
ある調査によれば、体を洗う際にボディソープのみを使用している人は約6割にのぼり、固形石鹸のみを使用している人は約3割という結果でした。このことから、圧倒的にボディソープ派が多数であることがうかがえます。特に、20代から30代の若年層ではボディソープの使用率がさらに高くなる傾向にあり、手軽さや香りの良さが支持されていると考えられます。
一方で、固形石鹸は年代が上がるにつれて利用者が増える傾向が見られます。これは、昔から固形石鹸に慣れ親しんでいることに加え、年齢とともに変化する肌質を考慮し、より肌に優しい製品を選びたいという意識が働く結果かもしれません。
興味深いのは、アトピー肌や敏感肌といった肌トラブルを抱えている方でも、ボディソープの使用率が6割を超えている点です。肌への優しさを理由に石鹸を選ぶ人は多いものの、全体としては使いやすさや習慣が製品選びに大きく影響している様子が見て取れます。
固形石鹸がダメな理由は何ですか?
「固形石鹸は肌に良いと聞くけれど、何となく使うのをためらってしまう」と感じる方もいるかもしれません。固形石鹸が敬遠される、あるいは「ダメだ」と感じられてしまう理由の多くは、その性質と使い勝手に関連しています。
衛生管理の難しさ
最も大きな理由として挙げられるのが、衛生的に保つことの難しさです。使用後の石鹸を濡れたまま浴室に放置すると、水分で溶けてドロドロになり、見た目が良くないだけでなく、雑菌の温床になる可能性があります。これを防ぐためには、水切れの良いソープディッシュを選んだり、使用後に浴室の外で乾燥させたりといった工夫が求められます。
泡立ての手間
ボディソープのようにワンプッシュで泡立つ手軽さに慣れていると、固形石鹸を泡立てる作業が手間に感じられることがあります。豊かな泡を作るには、泡立てネットを使うのが効果的ですが、そのひと手間を面倒だと感じる方は少なくありません。
最後まで使い切りにくい
新品のうちは快適に使えても、石鹸が小さく薄くなってくると、途端に使いにくくなります。泡立てにくくなるのはもちろん、手から滑り落ちやすくなったり、割れてしまったりすることも。この「最後の使いにくさ」が、固形石鹸を最後まで愛用することを難しくさせている一因と言えるでしょう。
これらの理由は、固形石鹸そのものの品質が悪いということではなく、快適に使い続けるためにはある程度の工夫や手間が必要であることを示しています。
ボディーソープは毎日使わない方がいい?
「ボディーソープは洗浄力が強いから毎日使うのは避けるべき」という話を聞いたことがあるかもしれません。この考え方は、半分正しく、半分は誤解を含んでいます。
確かに、一部のボディソープに含まれる強力な合成界面活性剤は、体の汚れだけでなく、肌の潤いを守る皮脂膜まで洗い流してしまうことがあります。健康な肌は弱酸性に保たれていますが、洗浄力の強い製品で洗いすぎると、肌がアルカリ性に傾き、バリア機能が低下してしまいます。これが乾燥やかゆみ、肌荒れを引き起こす原因になりかねません。特に肌がデリケートな方や乾燥肌の方は、毎日使用することで肌トラブルが悪化する可能性も考えられます。
しかし、全てのボディソープが肌に悪いわけではありません。近年では、アミノ酸系洗浄成分など、肌への刺激が少ないマイルドな洗浄成分を使用した製品や、保湿成分を豊富に含んだ製品も数多く登場しています。
したがって、「ボディソープは毎日使わない方がいい」と一括りにするのではなく、ご自身の肌質と、使用する製品の成分を見極めることが大切です。汗や汚れが気になる場合は毎日洗う必要がありますが、乾燥が気になる冬場や、特に肌が敏感になっている時期は、洗浄力の穏やかな製品を選んだり、お湯で流すだけにしたりと、肌の状態に合わせた調整が有効です。
ボディソープと石鹸どっちがいいか選ぶ基準

- 固形石鹸と液体石鹸どっちがいい?
- コスパで選ぶなら経済的なのは?
- 石鹸とボディソープは体臭に効く?
- おすすめのボディソープと固形石鹸
- ボディソープと石鹸どっちがいいか総まとめ
固形石鹸と液体石鹸どっちがいい?
「液体石鹸」と「ボディソープ」は、しばしば混同されがちですが、実は成分の面で違いがあります。この違いを理解することが、製品選びの重要な基準となります。
成分と製造方法の違い
まず、固形石鹸は「油脂」に「水酸化ナトリウム」を反応させて作られます。これは古くからの製法で、出来上がった成分は純粋な石鹸分がほとんどを占めます。 一方、液体石鹸は「油脂」や「脂肪酸」に「水酸化カリウム」を反応させて作られます。水酸化カリウムは水に溶けやすい性質を持つため、製品を液状に保つことができるのです。
ここで注意したいのは、ドラッグストアなどで一般的に「ボディソープ」として販売されている製品の多くは、石鹸ではなく「合成界面活性剤」を主成分とする合成洗剤であるという点です。
洗浄力の違い
洗浄力という観点では、驚くべきことに一般的に固形石鹸の方が液体石鹸よりも上だとされています。その理由は、製品に含まれる石鹸成分の濃度にあります。 固形石鹸は石鹸成分が濃縮された塊ですが、液体石鹸は石鹸成分を水で薄めた状態です。そのため、同じように使用した場合、固形石鹸の方が高い洗浄効果を発揮する傾向にあるのです。
したがって、肌への優しさを重視し、かつ合成洗剤を避けたい場合は「液体石鹸」が選択肢となります。よりしっかりとした洗浄力を求めるのであれば「固形石鹸」が適していると考えられます。
コスパで選ぶなら経済的なのは?
毎日の生活で使うものだからこそ、コストパフォーマンスは無視できないポイントです。ボディソープと固形石鹸では、どちらが経済的なのでしょうか。
年間コストのシミュレーション
ある試算によると、4人家族が一般的な500ml(400円程度)のボディソープを使用した場合、年間で約7,600円の費用がかかるとされています。 これに対し、80g×3個パック(300円程度)の固形石鹸を使用した場合、年間の費用は約3,600円に収まるという結果が出ています。
もちろん、製品の価格や一回の使用量によって変動はありますが、このシミュレーションからは、固形石鹸の方がボディソープに比べて年間で数千円単位の節約につながる可能性が高いことが分かります。
長持ちさせる工夫
前述の通り、固形石鹸は保管方法によって溶けやすさが大きく変わります。コストパフォーマンスを最大限に高めるためには、使用後にしっかりと水気を切り、風通しの良い場所で保管することが鍵となります。水切れのよいソープディッシュを利用するだけで、石鹸の持ちは格段に良くなります。
一方、ボディソープはつい使いすぎてしまいがちです。節約を意識するなら、1プッシュで十分な量の泡が立つことを意識し、泡立てネットなどを活用して無駄な使用を避ける工夫が有効です。
これらの点を踏まえると、単純な価格だけでなく、使い方や保管方法まで含めて考えると、固形石鹸に軍配が上がると言えそうです。
石鹸とボディソープは体臭に効く?
体臭、特に汗や皮脂が原因で発生する臭いは、多くの方にとって悩みの種です。体を洗うアイテムとして、石鹸とボディソープはそれぞれ異なるアプローチで体臭に働きかけます。
石鹸、特に弱アルカリ性の固形石鹸は、体臭の原因となる皮脂や垢といった「酸性の汚れ」を中和してしっかりと洗い流す効果が高いとされています。臭いの元となる雑菌は、皮脂などをエサにして繁殖します。そのエサとなる汚れを根本から取り除くことで、体臭の発生を抑制するのです。さっぱりとした洗い上がりは、この洗浄力の高さに由来します。
一方、ボディソープの中には、殺菌成分や消臭成分を配合した薬用タイプのものがあります。これらの製品は、臭いの原因となる菌の繁殖を直接的に抑えることで効果を発揮します。また、香料が豊富に含まれている製品も多く、良い香りで気になる臭いをマスキング(覆い隠す)するアプローチもあります。
どちらが優れているかは一概には言えませんが、臭いの根本原因である「汚れ」をしっかり落とすことを重視するなら石鹸が、有効成分によって菌の繁殖を防いだり、香りでリフレッシュしたりしたい場合は機能性の高いボディソープが、それぞれ選択肢となるでしょう。
おすすめのボディソープと固形石鹸
これまでの比較を踏まえ、どのような方にどちらのタイプがおすすめなのかを具体的に提案します。ご自身の肌質やライフスタイルに照らし合わせてみてください。
肌が弱い・敏感肌の方向け
肌への刺激を最優先で考えたい方には、固形石鹸をおすすめします。 理由は、天然由来のシンプルな成分で作られている製品が多く、肌のバリア機能に不可欠な皮脂を過剰に奪わないためです。特に、香料や着色料、防腐剤などが無添加の製品や、釜焚き製法やコールドプロセス製法といった、保湿成分であるグリセリンが自然な形で残りやすい製法で作られた石鹸は、よりマイルドな洗い心地が期待できます。
使いやすさや香りを重視する方向け
とにかく手軽に使いたい方や、バスタイムを好きな香りで楽しみたいという方には、ボディソープが適しています。 泡立てる手間がなく、衛生的に保管できる点は大きな利点です。また、保湿成分が豊富に含まれたもの、特定の美容効果を謳ったもの、多種多様な香りから選べるものなど、選択肢の幅広さは固形石鹸を圧倒します。肌への刺激が心配な場合は、アミノ酸系などのマイルドな洗浄成分を使用した製品を選ぶと良いでしょう。
最終的には、ご自身の肌と相談しながら、最も心地よく使い続けられるものを見つけることが大切です。
ボディソープと石鹸どっちがいいか総まとめ
- 体を洗うアイテムはボディソープ派が約6割と多数を占める
- ボディソープは泡立てが簡単で保湿や香りなど種類が豊富なのがメリット
- 固形石鹸は天然由来成分で肌に優しく洗浄力が高い傾向にある
- ボディソープは合成界面活性剤による肌への刺激がデメリットになる場合がある
- 固形石鹸は保管に手間がかかり最後まで使い切りにくいのが短所
- 年間のコストパフォーマンスでは固形石鹸の方が経済的
- 若年層はボディソープ、高年齢層は固形石鹸を好む傾向が見られる
- 敏感肌やアトピー肌の方でもボディソープ派が半数以上を占める
- 固形石鹸が敬遠される理由は主に衛生管理と泡立ての手間
- 洗浄力の強いボディソープの毎日の使用は肌の乾燥を招く可能性がある
- 自分の肌質に合った洗浄成分の製品を選ぶことが重要
- 「液体石鹸」と「ボディソープ(合成洗剤)」は成分が異なる
- 体臭対策には、原因菌のエサとなる汚れをしっかり落とすことが基本
- 肌への優しさを最優先するなら無添加の固形石鹸がおすすめ
- 手軽さや付加価値を求めるなら機能性の高いボディソープが適している