毎日使う水筒やランチ用のスープジャー、いざ買おうと思うと象印とサーモスのどっちがいいか迷ってしまいますよね。私も以前、店頭で何度も手に取っては棚に戻してを繰り返していました。象印とサーモスの保温力はスペック上では微妙に違いますし、サーモスと象印のスープジャーの構造もそれぞれに特徴があります。
そもそもサーモスの水筒はなぜ人気があるのですか?と疑問に思う方もいるでしょうし、毎日使うものだからこそ象印やサーモスの水筒の使い勝手、さらにはサーモスは日本製ですか?といった細かい仕様まで気になるところ。
この記事では、スープジャーは象印とサーモスのどちらがいいですか?という切実な悩みや、お弁当派が恐れるスープジャーの象印やサーモスの液漏れトラブル、さらに最新のサーモスと象印の保冷性能まで、私が徹底的に調べた結果をシェアしますね。
記事のポイント
- 象印とサーモスの保温・保冷性能の具体的な数値差
- シームレスせんなど毎日の手入れを楽にする最新構造の違い
- スープジャーにおけるパーツ分解のしやすさと液漏れ対策
- 自分に最適なメーカーを選ぶための決定的な判断基準
象印とサーモスのどっちがいいか基本性能を詳しく比較

まずは魔法びんの命とも言える「温度を保つ力」や、毎日の持ち歩きに関わる「重さ・サイズ」など、基本的なスペックから比較していきましょう。どちらも世界的なトップブランドだけあって、実はかなりハイレベルな戦いになっているんです。
象印とサーモスの保温力は数値でどう違うのか解説
結論から言うと、メーカーが公表しているスペック上の保温力では、わずかに象印がリードしている傾向にあります。一般的な350mlクラスのマグボトルで比較すると、6時間後の保温温度はサーモスが63℃以上なのに対し、象印は67℃以上となっているモデルが多いですね。
| 比較項目 | サーモス (JNLシリーズ等) | 象印 (SM-SAシリーズ等) |
|---|---|---|
| 6時間後の保温効力 | 63℃以上 | 67℃以上 |
| 6時間後の保冷効力 | 11℃以下 | 9℃以下 |
| 本体重量 (約) | 170g | 170g |
数値だけ見ると「象印の方が温かいの?」と思われがちですが、実際に15時間にわたる温度減衰テストを行ったデータ(室温約25℃環境)では、サーモスが53℃、象印が51℃を記録したという結果もあります。つまり、短時間は象印、超長時間はサーモスが粘り強いという側面もあり、日常生活で使う分にはどちらを選んでも「お昼に温かい飲み物が飲める」という点では大差ないと言えますね。
保温効力の数値データは、あくまでメーカー規定の条件下での一般的な目安です。実際の使用環境や飲み物の量によって変化するため、正確な情報は各製品の公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
サーモスや象印の保冷効力と氷の入れやすさを比較
暑い夏に欠かせない冷たさをキープする力、いわゆるサーモスや象印の保冷性能についても、保温力と同様に象印が数値上は1〜2℃ほど低い温度を保てるスペックになっています。しかし、ここで注目したいのは「氷の入れやすさ」です。
サーモスは伝統的に「広口設計」のモデルが多く、家庭用の製氷皿で作った大きな氷もストレスなく入れることができます。一方の象印も最近は広口(約4cm〜5cm)を確保していますが、モデルによっては飲み口の形状にこだわりすぎて、氷が引っかかるものもあるんです。夏場にガシガシ氷を入れたい派の私としては、サーモスの潔い広口設計はかなりポイントが高いかなと感じています。
サーモスの水筒はなぜ人気があるのですか?使い手の声
ところで、街を歩いているとサーモスのロゴが入った水筒を本当にたくさん見かけますよね。サーモスの水筒はなぜ人気があるのですか?という問いへの答えは、その圧倒的な「軽さ」と「カラーバリエーションの豊富さ」にあります。
サーモスは「軽い水筒」の代名詞的な存在で、スリムでスタイリッシュなデザインが若者からビジネスマンまで幅広く支持されています。また、パステルカラーからマットな質感まで、ファッションに馴染みやすい色が揃っているのも魅力。「性能はもちろんだけど、見た目も妥協したくない」という層にとって、サーモスは間違いのない選択肢になっているようです。私もサーモスのミントカラーに一目惚れして買ったことがありますが、カバンから出すたびに少しテンションが上がりますよ。
もうシールハゲてわかんないけど小学校の時に買ってもらったサーモスの水筒未だに使ってる。象印とかタイガーも使ったけど、30年物のこれが一番保温性いいんだよね。 https://t.co/VF9Oc0GZOo pic.twitter.com/tabmtdKOHL
— チャーリー (@charlie777m) February 18, 2026
サーモスは日本製ですか?気になる生産地と安心の品質
口に入れるものを入れる容器ですから、サーモスは日本製ですか?と生産国を気にする方も多いですよね。実は、現在流通しているサーモスの製品の多くはマレーシア、中国、フィリピン、スリランカなどの海外自社工場で生産されています。
「えっ、日本じゃないの?」と驚くかもしれませんが、ご安心ください。サーモスは世界初の高真空断熱魔法びんを製品化したブランドであり、海外工場でも日本国内と同等の厳しい品質基準で管理されています。一方の象印も、多くのモデルはタイなどの海外工場で生産されています。どちらのメーカーも「日本ブランドとしての品質管理」は徹底しているため、生産国に関わらず高い安全性と耐久性が期待できます。最終的な判断に迷う場合は、信頼できる家電量販店や公式ショップで購入することをお勧めします。
象印やサーモスの水筒の軽量化と持ち運びの利便性
通勤や通学で毎日持ち歩くなら、1gでも軽い方が嬉しいですよね。象印やサーモスの水筒の軽量化技術は本当にすごいです。先ほどの表にも書いた通り、350mlサイズならどちらもスマホ1台分くらいの約170gしかありません。
持ち運びの利便性でいうと、サーモスは「スリムで背が低い」モデルが多く、小さなバッグにも収まりやすいのが特徴です。一方、象印は「手に持った時のフィット感」を重視しており、飲み歩きをしても安定感があるデザインになっています。特に象印のワンタッチオープンモデルは、ボタンを押すと蓋が一度止まって水滴が飛ぶのを防ぐ「飛び散り抑制機構」があり、デスク周りの書類を濡らしたくないオフィスワーカーには象印の方が使い勝手が良いかもしれません。
大学生の皆さんは、PCや教科書で荷物が重くなりがちですよね。軽量な水筒は必須アイテムです。自分のスタイルに合うモデルを探してみてください。
サーモスや象印シームレスの比較でわかる毎日の洗いやすさ
私が今回一番お伝えしたいのが、この「洗いやすさ」です。長年、水筒ユーザーを悩ませてきた「パッキンの取り外しと紛失」という問題。これに革命を起こしたのが象印の「シームレスせん」です。
サーモスや象印シームレスの比較をすると、圧倒的に象印が楽なんです。シームレスせんは、蓋とパッキンが一体化しているので、パーツを外して洗う必要がありません。一方、サーモスの最新モデルも「全パーツ食洗機対応」を謳っており、丸ごと食洗機に放り込めるモデルが増えています。「手洗いの手間を減らしたいなら象印」「食洗機で一気に洗いたいならサーモスの食洗機対応モデル」というのが、現在のトレンドですね。私は面倒くさがりなので、パッキンを付け忘れてカバンを水浸しにするリスクがない象印のシームレスせんを愛用しています。
「今日から、夏用の大きな水筒だよ!」と言うと「おお、新品!! 今回も象印さんやん!! 水筒と言ったら象印さんです」と息子(6)が言ってきたので、「分かってんな、ヲォオオオオイ!!!wwww」とテンションが上がった朝。 pic.twitter.com/H6htwQ4004
— なみそ📕KEN/書籍重版!感謝📙 (@omochi_nam01) May 17, 2023
食事を楽しむなら象印とサーモスのどっちがいいか検証

次はランチタイムの主役、スープジャーやランチジャー(保温弁当箱)について見ていきましょう。汁物を入れるスープジャーは、水筒とはまた違った選び方のポイントがあるんです。
サーモスと象印のスープジャーの飲み口と具材の扱い
サーモスと象印のスープジャーを並べてみると、まず「飲み口」の形状が違います。サーモスはフラットで広い口が特徴。具だくさんのポトフや大きめの具が入ったカレーも、スプーンで掬いやすく、食べ終わった後も中までスポンジが届きやすいんです。
対して象印の一部モデルは、飲み口の内側が少し細くなっているチューブ状の構造を採用しています。これは飲み物が勢いよく流れてこないための配慮なのですが、人によっては「少し洗いにくいかな」と感じることも。ただ、象印は「まる洗い」しやすいコーティングが内面に施されているので、汚れ落ち自体は非常にスムーズです。具材をガシガシ食べたいならサーモス、飲みやすさや内面の清潔さを重視するなら象印、といったところでしょうか。
保温力を最大化する予熱のテクニック

高性能なスープジャーを買っても、「お昼に食べたら意外とぬるかった」という経験はありませんか?実は、魔法びんの性能を100%引き出すには、詰める前の「予熱(よねつ)」が何よりも重要です。
プロも実践している、保温力を劇的に高めるテクニックを詳しく解説します。
なぜ「予熱」が必要なのか?
魔法びんの内側はステンレス(金属)でできています。金属は熱伝導率が高いため、冷え切ったジャーに熱いスープを注ぐと、注いだ瞬間にスープの熱が冷たい金属に奪われてしまいます。 この「最初の温度低下」を防ぎ、熱々のままキープするために予熱という工程が欠かせません。
保温力を最大化する「3ステップ予熱術」
たった数分の手間で、ランチタイムの温度が5℃〜10℃変わります。
1. 「熱湯」を注いで放置する
スープを準備している間に、まずはスープジャーに熱湯(沸騰したもの)を注ぎます。
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ポイント: 少量ではなく、容器の1/3〜半分程度までしっかりお湯を入れましょう。
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放置時間: 蓋を軽くのせて(閉めきらなくてOK)、2〜3分間放置します。これで内側のステンレスがしっかりと温まります。
2. 「蓋」も一緒に温める
実は、熱が一番逃げやすいのは「蓋」の部分です。
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テクニック: 予熱用のお湯を捨てる前に、そのお湯を一度蓋の内側(パッキン部分)にさっとかけて温めるか、余裕があれば蓋も一緒にお湯に浸しておくと、密閉したあとの温度低下をさらに抑えられます。
3. スープは「沸騰直後」を素早く入れる
ジャーが温まったらお湯を捨て、すぐに水気を拭き取ってスープを注ぎます。
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注意点: スープ自体の温度が低いと意味がありません。お鍋で**「一度ボコボコと沸騰させる」**のが鉄則です。
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素早さが命: お湯を捨ててからスープを入れるまでの時間を最短にすることで、予熱した熱を逃さずに済みます。
さらに保温力を高める「裏ワザ」
「保温ケース」を併用する
魔法びんといえど、外気の影響はわずかに受けます。専用の保温ポーチ(断熱材入りのケース)に入れるだけで、バッグの中での冷えを防ぎ、保温効力をさらに1〜2時間持続させることができます。
具材は「小さめ・多め」に
液体だけよりも、熱を蓄えた具材がしっかり入っている方が温度が下がりにくくなります。また、隙間(空気層)が多いと冷めやすいため、適正容量(止水ライン)ギリギリまで入れるのがコツです。
保温力を最大化する「3ステップ予熱術」
最近の象印やサーモスのモデルは、以前よりも内壁が薄くなり、予熱にかかる時間が短縮されています。それでも「金属を温める」という物理法則は変わりませんので、このひと手間を惜しまないことが、美味しいランチへの近道です。
スープジャーは象印とサーモスのどちらがいいですか?

「結局、スープジャーは象印とサーモスのどちらがいいですか?」と聞かれたら、私はあなたの「朝と夜のどっちが忙しいか」で選ぶべきだと答えます。
サーモスは蓋のパーツが非常にシンプルで、朝の忙しい時に「カチッ」と一発で閉めやすい。でもパッキンが複数あるので、夜の洗い物は少し手間。象印は前述の通りシームレスせんなので夜の洗い物は一瞬。でも、蓋を閉める時に少しコツがいるモデルもあります。
「出発時の1秒を削りたいならサーモス」
「帰宅後の1秒を楽にしたいなら象印」
この視点で選ぶと、後悔しないお買い物ができますよ。
最新の2026年モデルでは、両社とも「全パーツ食洗機対応」や「パッキン一体型」のラインナップを増やしています。店頭で実際に蓋を開閉してみるのが一番確実です。
スープジャーの象印やサーモスの液漏れを防ぐパッキン
お弁当派にとっての悪夢、それはカバンの中での液漏れですよね。スープジャーの象印やサーモスの液漏れ原因のほとんどは、パッキンの劣化や付け間違いです。
象印のシームレスせんは「パッキンを付け忘れる」という物理的なミスをゼロにしてくれるので、安心感は絶大です。一方、サーモスのパッキンも非常に精度が高く、正しく装着していれば漏れることはまずありません。ただし、どちらのメーカーも「パッキンは1年を目安に交換」を推奨しています。「最近漏れるようになったな」と感じたら、本体を買い換える前にパッキンだけ新しくしてみてください。数百円で新品の密閉力が戻りますよ。正確な交換時期やパーツの購入方法は公式サイトで確認しましょう。
予熱予冷で変わるランチジャーとスープジャーの活用術
どんなに高性能な魔法びんでも、冷たい容器に熱いスープを入れたら温度は下がってしまいます。ここで絶対やってほしいのが「予熱」です。使う前に熱湯を少し入れて2〜3分放置するだけで、お昼の温度が5℃以上変わることもあります。
また、ランチジャーのご飯をさらに温かく食べたい場合は、内容器を電子レンジで加熱するのも手です。ただし、金属製の本体をレンジに入れるのは絶対NG! 使えるパーツを確認してから温めましょう。ちなみに、電子レンジの加熱時間を計算する時は、出力(W)の違いに気をつけてくださいね。
参考記事:電子レンジ500Wと600Wの違いは?換算方法や時間を徹底解説
熱々のスープを入れた直後に蓋を閉めると、中が真空状態になって蓋が開かなくなることがあります。少し蒸気を逃してから閉めるか、サーモスの「オープンアシスト」機能がついた蓋を選ぶと安心です。
自分にぴったりの象印とサーモスのどっちがいいかまとめ
さて、ここまで象印とサーモスの違いを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。「象印とサーモスのどっちがいい」という問いに唯一の正解はありませんが、最後に選び方の指針をまとめますね。
- 象印がおすすめな人:とにかく洗い物を楽にしたい、パッキンの管理が面倒、保温力数値を重視する
- サーモスがおすすめな人:軽さとスリムさを最優先したい、豊富なカラーから選びたい、食洗機をフル活用したい
どちらを選んでも、世界に誇る日本の魔法びん技術の恩恵を受けられることは間違いありません。温かいランチがあるだけで、午後の仕事や勉強のやる気は驚くほど変わるものです。ぜひ、あなたにとっての「最高の相棒」を見つけて、素敵なランチタイムを過ごしてくださいね!
※本記事で紹介した保温・保冷効力や重量などの数値は一般的なモデルに基づく目安です。具体的な製品仕様や最新の食洗機対応状況については、必ず各メーカーの公式サイトをご確認ください。また、製品の修理や不具合に関する最終的な判断は、メーカーのカスタマーサポートなどの専門家にご相談ください。