シャネルとディオールのブランドイメージを対比させた、高級感のある横長の比較イメージ
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ディオールとシャネルはどっちが上?8つの視点で徹底比較!

ラグジュアリーブランドの世界って、本当に奥が深くて魅力的ですよね。その中でも「ディオールとシャネル」は、多くの人にとって特別な存在、まさに二大巨頭かなと思います。どちらも圧倒的な知名度と歴史を持ち、世界中の人々を魅了し続けています。

ただ、どちらも偉大すぎて、いざ比べてみようとすると、「結局のところ、ディオールとシャネルってどっちが上なんだろう?」という素朴な疑問が湧いてきませんか?

ブランドの「格」や世間一般のイメージはもちろんですが、例えばコスメ(化粧品)やバッグはどっちが人気なのか、あるいはターゲットとなる年齢層に違いはあるのか…など、具体的な比較ポイントを知りたい方も多いと思います。実際にWEB検索をしてみても、格付けサイトによって意見が分かれていたりして、余計に混乱してしまうこともあるかもしれません。

この記事では、そんな「ディオールとシャネル、どっちが上?」という疑問をお持ちの方に向けて、この二大ブランドを、私なりの視点で「歴史」「価格帯」「イメージ」「人気分野」など、あらゆる角度からじっくりと深掘りして比較検討してみました。「自分にはどっちが合っているんだろう?」と迷っている方の、一つの明確な答えを見つけるお手伝いができれば嬉しいです。

ポイント

  • 両ブランドの「格」と「歴史」における決定的な違い
  • アイテム価格帯と、特に重要な「資産価値(リセールバリュー)」の差
  • コスメやバッグなど、分野ごとの人気とそれぞれの強み
  • 結局、あなたが選ぶべきなのはディオールとシャネルのどっちか

ディオール公式

シャネル公式

記事のもくじ

ディオールとシャネル、その「格」と歴史の違い

シャネルの自立したスタイルとディオールのニュールックを対比させた歴史的なファッションイメージ

まず、両ブランドの「格」を語る上で絶対に欠かせない、その成り立ちと歴史から見ていきたいと思います。どちらもファッションの歴史に「革命」を起こした、という点は共通していますが、その革命の方向性がまったく異なるのが面白いところですね。

シャネル (CHANEL) - 価値観を変えた革命

シャネルの創業は1910年。創業者であるガブリエル・“ココ”・シャネルが、パリのカンボン通りに開いた帽子店「シャネル・モード」が始まりです。

彼女の最大の功績は、デザインの革新性もさることながら、当時の「女性の生き方」そのものを変えたことにあると私は思います。

当時の女性の服装といえば、体を締め付けるコルセットが当たり前でした。シャネルはそれを窮屈さの象徴と捉え、それまで男性の下着やスポーツウェアにしか使われなかった、伸縮性の高い「ジャージー素材」を初めて女性の日常着に取り入れました。

さらに、それまで喪服の色としてタブー視されていた「黒」を、モードの色として昇華させた「リトル・ブラック・ドレス」を発表。これらは単なる新しい服ではなく、「古い価値観にとらわれず、自由に生きる、自立した女性像」という新しいライフスタイルそのものを提案した、まさに社会的な革命だったんですね。

ディオール (Dior) - 夢を与えた革命

一方、ディオールの創業は1946年。クリスチャン・ディオールによって、第二次世界大戦の爪痕がまだ生々しく残るパリで始まりました。

当時のヨーロッパは戦争による緊縮財政の影響で、物資も乏しく、人々は機能性ばかりを重視した質素なスタイルを余儀なくされていました。そんな灰色の時代に、ディオールは衝撃的なコレクションを発表します。

それが、なだらかなショルダーライン、細く絞ったウエスト、そして贅沢に布を使った豊かなフレアスカートが特徴的な「ニュールック」です。

物資が足りない時代に「布地の無駄遣いだ」と批判もされたそうですが、戦時中の緊張から解放された女性たちに、再び「美しくあることの喜び」と「夢」を与えたとして、熱狂的に受け入れられました。ディオールは、女性が持つ本来の美しさやエレガンスを最大限に引き出す、「夢のブランド」としての地位を確立したんです。

【歴史の比較まとめ】

創業はシャネルの方がディオールより約36年も早いです。シャネルが「女性の解放と自立」という内面的な価値観の変革をリードしたのに対し、ディオールは「女性の美しさとエレガンス」という外面的な夢と喜びを再定義した、という大きな違いがあるかなと思います。

価格帯と資産価値で比較するディオールとシャネル

シャネルのマトラッセとディオールのレディディオールを並べたアイコンバッグの比較

ブランドの「格」を測る上で、価格や資産価値という現実的な側面も非常に重要ですよね。この点においては、両者の間にかなりはっきりとした違いが出ていると私は感じます。

全体的な価格帯はシャネルが高額な傾向

まず、バッグやウェア、ファインジュエリーなど、ブランドの核となるアイテムの全体的な価格帯でいうと、一般的にシャネルの方がディオールよりも高額に設定されています。

もちろん、アイテムの素材やデザインによりますが、特に両者のアイコンバッグの価格を比較すると、その差は顕著です。あくまで一例ですが、それぞれの代表的なバッグの価格を見てみましょう。

ブランド アイコンバッグ(一例) 参考価格帯
シャネル クラシック ハンドバッグ(マトラッセ/スモール) 約170万円台~
シャネル クラシック ハンドバッグ(マトラッセ/ラージ) 約190万円台~
ディオール レディ ディオール(スモール) 約80万円台~
ディオール レディ ディオール(ミディアム) 約80万円台~100万円台

【ご注意】

上記はあくまで2025年11月時点での調査に基づく一例です。素材やサイズ、為替の変動によって価格は大きく異なります。また、ラグジュアリーブランドの価格は予告なく頻繁に改定(主に値上げ)されますので、正確な最新情報は必ず各ブランドの公式サイトまたは正規ブティックにてご確認ください。

資産価値(リセールバリュー)はシャネルが優位

そして、「どっちが上か」を「資産」として考えた場合、見逃せないのが資産価値、いわゆるリセールバリュー(再販価値)です。

この観点においては、ほぼ間違いなくシャネルに軍配が上がるというのが現在の市場での共通認識かなと思います。

シャネルは、年に何度も価格改定(値上げ)を行うことで知られています。これは、ブランドの希少性と価値を意図的に高め続けるという、非常に強力なブランド戦略です。その結果、中古市場(二次流通市場)でも価格が下がりにくく、状態やモデルによっては「購入時よりも高く売れる」という現象も珍しくありません。

ディオールももちろんトップクラスのブランドとして高い資産価値を持っていますが、特にマトラッセなどの定番バッグにおけるシャネルの「資産」としての堅実性は、他のブランドと比べても頭一つ抜けている印象です。

ディオールとシャネルが提案するブランドイメージと世界観

両ブランドが提案する「女性像」や「世界観」は、かなり対照的です。どちらのイメージが自分のスタイルや理想の姿にしっくりくるか、というのは大きな選択基準になるはずです。

シャネル (CHANEL) のイメージ

  • キーワード: シック、クラシック、エレガント、自立した女性、普遍的
  • 世界観: 黒や白、ベージュを基調とした、ブレない品格。流行を追いかけるのではなく、流行に左右されない「永遠のスタイル」と「孤高の特別感」を重視するイメージです。
  • ペルソナ像: 自分のスタイルを確立した、知的でクールなキャリアウーマン。

ディオール (Dior) のイメージ

  • キーワード: 華やか、フェミニン、エレガント、革新的、ロマンティック
  • 世界観: 「ニュールック」に象徴される、ロマンティックでプリンセスライクなデザイン。女性を最も美しく見せることに長けており、伝統を守りつつも常に新しい風を吹き込む革新性も感じさせます。
  • ペルソナ像: 美意識が高く、トレンドにも敏感な、華やかな令嬢やプリンセス。

すごく大雑把に言えば、シャネルが「揺るぎない自分を持つ、知性とかっこよさのある大人の女性」だとしたら、ディオールは「美しくあることを心から楽しむ、エレガントで華やかな女性」といったところでしょうか。もちろん、これはあくまで私の抱くイメージですが、ブランド選びの参考になるかなと思います。

ディオールとシャネル、メインターゲットとなる年齢層の違い

「どっちが上か」という議論では、ターゲットとなる年齢層もよく話題に上がりますね。どちらも生涯を通じて愛されるブランドであることは間違いありませんが、特に支持が厚いメインターゲット層には少し違いがあるように感じます。

シャネル:30代以降の「憧れの象徴」

シャネルは、やはりアイテム全般が高額であることに加え、そのクラシックで普遍的なデザインから、主に30代以降の大人の女性からの支持が特に厚いブランドかなと。「いつかはシャネル」という言葉があるように、多くの女性にとっての「最終的な憧れの象徴」というような、特別な立ち位置が強いですね。

ディオール:20代からの「身近なラグジュアリー」

一方のディオールは、20代の若い世代からも幅広く人気が広がっているのが特徴です。その大きな理由の一つが、コスメや小物、アクセサリーなど、比較的エントリーしやすい(とはいえ高価ですが)アイテムが豊富なこと。これらを入口としてディオールの世界観に触れ、年齢とともにバッグやウェアへとステップアップしていく…という流れが確立されています。SNSでの発信も巧みで、若い世代にとって「身近なラグジュアリー」としての側面も持っています。

コスメ(化粧品)はディオールとシャネル、どっちが人気?

シャネルとディオールのコスメ製品のパッケージや質感を比較したクローズアップ

さて、多くの女性にとって非常に重要なカテゴリー、「コスメ・香水」の分野です。ここで「ディオールとシャネル、どっちが人気?」と聞かれると、これは本当に悩ましいですね…。

百貨店のコスメフロアでも常に向かい合って火花を散らしている(ように私には見えます)両者ですが、これはもう「甲乙つけがたい接戦」としか言いようがありません。ただ、それぞれ得意分野や強みが明確に異なるので、そこを比較してみます。

シャネルコスメの強み:上質な仕上がりと特別感

シャネルコスメの魅力は、「持っているだけで気分が上がる」という、あの黒と白の洗練されたパッケージがもたらす「特別感」がまずありますよね。機能面では、特に「色」と「粉質」に強みがある印象です。

  • アイシャドウ(レ キャトル オンブル): まさに芸術的とも言える絶妙な色の組み合わせと、しっとりとした上質な粉質が特徴です。発色も良く、品のある目元に仕上がります。
  • フェイスパウダー(プードゥル ユニヴェルセル リーブル Nなど): 透明感やサラサラとした上質な仕上がりに定評があり、崩れにくいと評価する声も多いですね。
  • 香水: 言わずと知れた「N°5」や「チャンス」シリーズなど、ブランドの歴史を象徴するアイコニックな香りが多数揃っています。

ディオールコスメの強み:トレンド感と機能性

ディオールコスメの魅力は、トレンドを牽引する革新性と、高い機能性かなと思います。特にリップアイテムの人気は圧倒的ですね。

  • リップ(アディクト リップ マキシマイザー、アディクト リップ ティント): 色の豊富さや、プランプアップ効果、ティントなどの機能性の高さで、常にSNSや雑誌で話題の中心にいる印象です。新作が出るたびに注目されます。
  • スキンケア(カプチュール トータルなど): 美容液やエイジングケアラインに根強いファンが多く、特に乾燥肌向けやハリ感を求める層からの支持が厚いです。
  • ファンデーション: カバー力やフィット感を重視する方に人気で、種類も豊富です。

トレンド感や最先端の機能性(特にリップ)を求めるならディオール、普遍的な色味や上質な仕上がり、ステータスとしての特別感を求めるならシャネル、という選び方もできるかもしれません。

バッグの人気はディオールとシャネルでどう違う?

さて、ブランドの顔とも言える「バッグ」。この分野に関しては、「どっち?」と悩む方が非常に多いのではないでしょうか。特に高額な買い物になることが多いカテゴリーなので、ここで「ディオールとシャネル、どちらを選ぶか」が一番の悩みどころ、という方も多いんじゃないかなと思います。

これはもう、先ほどから触れている「価格帯と資産価値」、そして「デザインの好みやご自身のスタイルに合うかどうか」という2点で決まってくるかなと、私は考えています。

シャネル:普遍のステータスと「資産」としての価値

シャネルのバッグと言えば、多くの人がまず思い浮かべるのが、あの美しいキルティングステッチ(マトラッセ)と、CCロゴのターンロックが輝く「クラシック ハンドバッグ(通称マトラッセ)」でしょうね。これはもう、バッグ界の王様、あるいは「殿堂入り」と言っても過言ではないかもしれません。

その魅力は、時代を問わず、どんなスタイルも瞬時に格上げしてくれる圧倒的なデザインの完成度と、普遍的なステータス性にあります。そして、「比較2」でも詳しく触れましたが、群を抜いた「資産価値の高さ」がシャネルの最大の強みです。

頻繁な価格改定(値上げ)もあって、中古市場でも価格が非常に安定しており、状態やモデルによっては購入時と変わらないか、それ以上の価値が付くことも珍しくありません。「一生モノ」として大切に使うのはもちろん、「資産」として購入する方も多いのが実情です。

もちろん、シャネルには他にも魅力的なバッグがたくさんあります。マトラッセよりも少しマスキュリンでクールな印象の「ボーイシャネル」や、ここ数年で一気に人気に火が付いた、くたっとしたリラックス感が新しい「シャネル 22」など、新しいアイコンも次々と生まれています。

ただ、やはり「ファーストシャネル」として、また「揺るぎないステータス」の象徴として選ばれるのは、マトラッセが多い印象ですね。ステータスと資産価値という2点を最重要視するなら、シャネルが選ばれることが多い、と私は思います。

ディオール:華やかなエレガンスとトレンド発信力

一方、ディオールのアイコンと言えば、間違いなく「レディディオール」ですね。ディオールのシグネチャーである「カナージュ」模様のステッチと、バッグチャームとして揺れる "D.I.O.R." のアルファベットチャームが、本当にエレガントです。

このバッグは、故ダイアナ妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)がパリを訪問した際に贈られ、その後公の場で愛用したことから世界的な人気を博しました。そして、彼女への敬意を込めて「レディディオール」と名付けられたというストーリーも、このバッグの格をより特別なものにしています。

シャネルのマトラッセが「普遍的でシック、クールな格好良さ」を持つとしたら、レディディオールは「フェミニンで華やか、プリンセスライクな気品」を体現したバッグかなと思います。

そして、ディオールの現代における最大の強みは、レディディオールという絶対的なアイコンを守りつつ、次々と「今、持ちたい」と思わせる新しいアイコンを生み出す「トレンド発信力」にあると私は感じます。

例えば、登場以来、瞬く間に街で見かけるようになった「ブックトート」は、ラグジュアリーブランドにおける「ロゴ入りトートバッグ」の地位を完全に確立しました。また、2000年代初頭のアイコンを見事に復活させた「サドルバッグ」は、近年のY2Kリバイバルトレンドの火付け役にもなりましたよね。

価格帯も、先ほどの比較表の通り、シャネルのアイコンバッグよりは抑えめ(とはいえ、もちろん超高級品であることに変わりはありませんが…)なモデルも存在します。デザインの好みや、ご自身のファッションへの「トレンド感」を重視する方にとっては、ディオールが非常に魅力的な選択肢になることが多い印象です。

メンズ分野におけるディオールとシャネルの評価

ディオールメンズのストリート系エレガンスとシャネルのユニセックスアイテムを取り入れた男性の比較

これまでは主に女性向けのアイテムで比較してきましたが、メンズ分野での評価はどうでしょうか。この分野は、レディースとはまた違った力関係が見えてきて、非常に興味深いところです。

結論から言ってしまうと、こと「メンズファッション」というカテゴリーにおける現在のトレンド影響力やコレクションの注目度という意味では、ディオールの圧勝と言ってしまっていいかなと思います。これはもう、疑う余地がないかもしれません。

ディオール (Dior):メンズファッションの「革命児」

ディオールのメンズラインが、世界中のファッショニスタから熱い視線を集めるようになった決定的なきっかけは、2001年から2007年にかけてエディ・スリマン氏がデザイナーを務めた「ディオール・オム (Dior Homme)」時代ですね。

彼が打ち出したのは、それまでのメンズウェアの常識であった「ゆとり」を一切排除した、極端に細身のシルエットでした。特に「スキニーデニム」や、ロックミュージシャンのようなタイトなジャケットスタイルは、世界中のファッションシーンに衝撃を与え、一大ムーブメントを巻き起こしました。「男性がもっとセンシュアルに、ファッションで自己表現する」という現代の流れを加速させた、まさに「革命」だったと私は思います。あのスタイルに憧れた男性は、本当に多かったはずです。

そして、その「革命」の熱が冷めやらぬまま、ブランドはさらに進化を続けます。現在は、キム・ジョーンズ氏がアーティスティック ディレクターを務めていますが、彼の功績もまた計り知れません。

彼は、ディオールが持つ伝統的な「エレガンス」や「テーラリング(仕立て)」の技術という財産に、彼自身が深く精通するストリートカルチャーや現代アートを、これ以上ないほど完璧に融合させてみせました。

例えば、アーティストのKAWS(カウズ)や空山基(そらやまはじめ)氏、ダニエル・アーシャム氏といった現代アートの巨匠たちとの大胆なコラボレーション。さらに、ナイキ(ジョーダンブランド)との歴史的なスニーカー「Air Dior」の発表は、ラグジュアリー界とスニーカーカルチャーの垣根を完全に取り払う社会現象にもなりましたね。

ウェアはもちろんですが、レディースで人気の「サドルバッグ」を即座にメンズ仕様に再解釈してヒットさせたり、「オブリーク」柄のジャカードを使った「B23」や「B27」といったヒットスニーカーを連発したり...。バッグ、シューズ、アクセサリー、そしてウェアに至るまで、トータルでのラインナップの豊富さと、そのどれもがトレンドの最前線にある影響力は、本当に圧倒的です。

シャネル (CHANEL):ユニセックスで愛される「アイコン」

一方のシャネルはどうでしょうか。シャネルには、ディオール・オム(現在はDIOR MENに統一)のような、独立した「メンズウェア」の本格的なコレクション展開は、実は行われていません。

ですが、「シャネルのアイテムが男性に人気がないか?」と聞かれれば、答えは「NO」です。特に、ユニセックス(男女兼用)で使えるアイコンアイテムは、多くの感度の高い男性から根強い支持を受けています。

その筆頭が、シャネルのアイコンウォッチである「J12」ですね。ハイテクセラミックを使ったスポーティかつエレガントなデザインは、性別を問わず愛され、多くの男性著名人も愛用しています。また、香水の「ブルー ドゥ シャネル」は、爽やかさと深みを両立させた香りで、現代のメンズフレグランスを代表する「名香」の一つと言っていいでしょう。

バッグや財布などのレザーグッズに関しても、あえてシャネルのアイテム(例えばマトラッセのバッグなど)をコーディネートに取り入れる男性も増えています。

ただ、これらはあくまで「シャネルの素晴らしいアイコンアイテムを、男性がユニセックスで取り入れる」という形がメインです。

「メンズウェア」というコレクション全体でトレンドを生み出し、メンズファッション業界全体を牽引しているか?という視点で見ると、やはりディオールほどの存在感や影響力はない、というのが正直なところかなと思います。

 

経営体制から見るディオールとシャネルの戦略の違い

シャネルの独立経営とディオールのLVMHグループ傘下の戦略を象徴するイメージ

最後に、少しマニアックな視点かもしれませんが、ブランドの「格」や戦略を支える「経営体制」も、実は対照的で非常に興味深いんです。

シャネル:孤高の「独立経営」

シャネルは、LVMHやケリングといった巨大なファッショングループの傘下には入らず、創業家(ヴェルテメール家)による非上場の独立経営を貫いています。これは、現代のラグジュアリー業界では非常に珍しいことです。

グループに属さない最大のメリットは、ブランドの方向性、製造工程、販売戦略(例えば、ECでのバッグ販売を厳しく制限するなど)を、外部の株主の意向に左右されず、自分たちで100%厳格にコントロールできることです。これが、シャネルの「特別感」や「希少性」を守り、結果として高い資産価値を維持することに繋がっているんですね。

ディオール:「LVMHグループ」の強力な中核

一方、ディオールは、ルイ・ヴィトンやセリーヌ、フェンディ、ティファニーなどを擁する、世界最大のファッションコングロマリット「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」グループの中核ブランドです。(出典:LVMH公式サイト(ファッション&レザーグッズ部門)

LVMHグループに属する最大のメリットは、その強力な資本力とグローバルなマーケティング力、そしてグループ内でのシナジーを活かせることです。コスメ分野での圧倒的な強さや、世界中でスピーディーかつ大規模にトレンドを発信できる力も、こうした強固な経営基盤があるからこそ可能になっていると言えます。

【総まとめ】ディオールとシャネル、どっちが上かは「何を重視するか」で決まる

シャネルとディオールのどちらを選ぶか最終的に比較検討している日本人女性の手元

ここまで、本当に様々な角度からディオールとシャネルを徹底的に比較してきました。

結局のところ、「ディオールとシャネル、どっちが上か?」という問いへの私の最終的な答えは、「どちらが『上』かという優劣ではなく、どちらが『あなたの価値観に合うか』の違いである」ということです。

どちらも世界最高峰のブランドであり、ファッションの歴史を築いてきた偉大なメゾンであることに疑いはありません。その上で、あなたが今、ラグジュアリーブランドに何を一番求めているかによって、その答えは自然と決まってくるかなと思います。

ブランドの持つ「格」や「歴史の重み」、そして「資産としての価値」を何よりも重視するならシャネルが魅力的に映るでしょうし、「トレンド感」や「華やかさ」、「トータルビューティー(コスメやメンズ含む)」としての幅広さを求めるならディオールが響くかもしれません。

どちらを選んでも、そのブランドが積み上げてきた歴史と哲学、そして最高のクラフツマンシップに触れるという、素晴らしい体験が待っているはずです。この記事が、あなたが自信を持って「自分にとってのNo.1」を選ぶためのお役に立てたら、これほど嬉しいことはありません。

【免責事項】

この記事で紹介した価格、サービス内容、およびブランドに関する見解は、2025年11月時点の調査および運営者の私見に基づいています。情報は常に変動する可能性があり、その正確性や完全性を保証するものではありません。最終的なご購入やご判断は、必ずご自身で各ブランドの公式サイトや正規販売店にて最新の情報をご確認いただくか、必要に応じて専門家にご相談ください。

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Eko

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