コンサートやライブのチケットを手にしたとき、「センター席とアリーナ席どっちがいいのだろう?」と悩んだ経験はありませんか。特に、横浜アリーナでは「センター席 横アリ」という独自の呼び方があり、一般的なアリーナ座席とはどんな席ですか?という基本的な疑問から、アリーナ席のメリットは何ですか?といった具体的な利点まで、気になる点は多いことでしょう。
さらに、横浜アリーナ センター席 座席表のどこに自分の席があるのか、ブロックごとの特徴や、横浜アリーナ センター席の見え方はどう違うのか、具体的に横浜アリーナ センター席 30列、40列、50列からの眺めはどうなのか、知りたい情報は尽きません。また、東京ドームのセンター席とアリーナ席のどちらがいいですか?というように、会場による違いも選択の重要なポイントになります。
この記事では、そうした座席に関するあらゆる疑問を解消し、あなたがライブを最大限に楽しめる席選びのヒントを提供します。
ポイント
- 横浜アリーナの特殊な座席名称(センター席・アリーナ席)の定義
- センター席の列やブロックによる具体的な見え方の違い
- 一般的なアリーナ席のメリットと東京ドームとの比較
- 自分にとって最適な席を見つけるための判断基準
横浜アリーナのセンター席とアリーナ席どっちがいい?
- そもそもアリーナ座席とはどんな席ですか?
- 特殊な名称!センター席 横アリの基本情報
- 横浜アリーナ センター席 座席表での位置確認
- 横浜アリーナ センター席 ブロックの構成とは
- 気になる横浜アリーナ センター席 見え方の特徴
- 横浜アリーナ センター席 30列からの眺め
そもそもアリーナ座席とはどんな席ですか?
コンサート会場における「アリーナ座席」とは、一般的にステージの目の前に広がる、最もステージに近い平坦なエリアの席を指します。多くの会場では、このエリアに仮設の椅子が並べられ、公演ごとに座席の配置が変わるのが特徴です。
アリーナ座席の最大の魅力は、アーティストとの物理的な距離が近いことです。そのため、パフォーマンスの熱量や臨場感をダイレクトに感じられます。一方で、このエリアは基本的に床が平面で、後方の席になるほど前の人の頭でステージが見えにくくなるという側面も持ち合わせています。
しかし、この「アリーナ」という名称の定義は、全ての会場で共通しているわけではありません。特に横浜アリーナでは、一般的な会場とは異なる独自の座席名称が使われているため、チケットを確認する際には注意が求められます。この違いを理解することが、座席選びで失敗しないための第一歩となります。
特殊な名称!センター席 横アリの基本情報
横浜アリーナの座席を理解する上で最も重要な点は、一般的な会場との名称の違いです。多くの人が「アリーナ席」と聞いて想像するステージ前の平坦なエリアは、横浜アリーナでは「センター席」と呼ばれています。
一方で、横浜アリーナの「アリーナ席」は、一般的な会場でいうところの「1階スタンド席」に該当します。つまり、センター席を囲むように配置された、傾斜のある常設の観客席が「アリーナ席」なのです。このため、チケットに「アリーナ席」と書かれていても、実際にはスタンド席からの観覧となるため、この違いを知らずに行くと戸惑うかもしれません。
ちなみに、横浜アリーナの2階スタンド席は「スタンド席」という名称です。これらの名称の違いをまとめたのが以下の表です。
このように、横浜アリーナの座席は独自のルールで名付けられています。チケットを手に入れたら、まずはこの基本的な違いを念頭に置いて、自分の席がどのエリアに該当するのかを把握することが大切です。
横浜アリーナ センター席 座席表での位置確認
横浜アリーナのセンター席の具体的な位置を把握するためには、座席表の確認が不可欠です。センター席の座席番号は、列と番号で示されることが多く、公演のパターンによって多少変動はありますが、基本的な構造を覚えておくと便利でしょう。
列と番号の基本ルール
通常、センター席はステージ側から1列、2列と数え、最大で60列前後まで設定されます。番号は、ステージに向かって右手側(上手側)から1番、2番と振られるのが大きな特徴です。多くのホールでは左手側(下手側)から番号が始まるため、この逆の採番方法は横浜アリーナ特有のルールとして知っておくと、オークションなどで席を選ぶ際に役立ちます。中央の席を狙うのであれば、番号は25番から30番あたりが目安になります。
チケットの扉番号
アリーナ席やスタンド席のチケットには、入場する扉の番号が記載されていることがあります。これは自分の席に近い入口を示すものですが、当日の運営状況によっては、記載された扉が開放されていないことも少なくありません。そのため、扉番号はあくまで大まかな位置を把握するための参考情報と捉え、会場ではスタッフの案内に従うのが賢明です。
横浜アリーナ センター席 ブロックの構成とは
横浜アリーナのセンター席は、列と番号で指定される方式の他に、「ブロック制」が採用されることもあります。ブロック制の場合でも、座席の物理的な配置が大きく変わるわけではなく、既存の通路を利用してエリアが区切られる形がほとんどです。
公演によってブロックの分け方は異なりますが、一般的なAパターン(縦長使用)の場合、ステージ前方から後方に向かってA、B、C、Dといったアルファベットで区切られることがあります。例えば、Aブロックが1~13列、Bブロックが14~30列といった具合です。
さらに、左右のエリアを数字で分けることもあります。ステージに向かって左側が1ブロック、中央が2ブロック、右側が3ブロックというように指定されます。この場合、「センターBブロック 20番」のようにチケットに表記され、各ブロック内で通し番号が振られます。自分の席がブロック内のどのあたりになるかは、ブロックごとの座席数を元に推測することが可能です。ただし、これらのブロック割りは公演ごとに微調整されるため、あくまで一般的な例として参考にしてください。
気になる横浜アリーナ センター席 見え方の特徴
横浜アリーナのセンター席からの見え方は、どの列に座るかによって大きく異なります。ステージに最も近いエリアであるため、前方であればアーティストの表情まで肉眼で確認できるほどの近さが最大の魅力です。
前方席のメリットと注意点
1列目から20列目あたりまでの前方エリアは、言うまでもなく最高の臨場感を味わえます。アーティストとの一体感を求めるなら、このエリアが最も適しているでしょう。ただし、ステージの高さによっては、最前列だと逆に見上げる形になり、首が疲れることも考えられます。
後方席のメリットと注意点
後方の席になるにつれて、アーティストとの距離は遠くなります。ステージ全体を見渡しやすいという利点はありますが、床が平面であるため、前に背の高い人がいると視界が遮られやすいというデメリットが生じます。
横浜アリーナのセンター席は、後方の一部にわずかな段差が設けられることがありますが、これは常設ではなく、公演によって有無や位置が変わります。段差がある席に当たれば幸運ですが、基本的には平面であることを前提に考えておくのが無難です。後方席の場合は、ステージの演出や会場全体の雰囲気を楽しむという視点に切り替えるか、必要に応じて厚底の靴を準備するなどの対策が考えられます。
横浜アリーナ センター席 30列からの眺め
横浜アリーナのセンター席30列は、会場全体で見るとちょうど中央付近に位置します。このエリアからの眺めは、前方席ほどの近さはないものの、ステージ全体をバランス良く見渡せるのが特徴です。
30列あたりは、ステージ上のアーティストの全身や、ダンサーを含めたフォーメーション全体を把握しやすい距離感と言えます。アーティストの細かな表情までを肉眼で追うのは難しくなりますが、大型スクリーンとステージ上のパフォーマンスを交互に見ながら楽しむには適した位置です。
また、この付近は公演によってはPA卓(音響や照明を操作するブース)が設置されることがあるエリアでもあります。PA卓の前は機材で視界が遮られる可能性がありますが、逆にPA卓のすぐ後ろの列は、前に遮るものがないため見やすくなることもあります。
さらに、中央パターンのステージレイアウトの場合、30列あたりが最前列になる可能性も考えられるため、公演のステージ構成によって席の価値が大きく変動するエリアです。
他会場と比較!センター席とアリーナ席どっちがいいか解説
- 横浜アリーナ センター席 40列からの視界
- 横浜アリーナ センター席 50列からの視界
- 一体感が魅力!アリーナ席のメリットは何ですか?
- 東京ドームのセンター席とアリーナ席のどちらがいいですか?
- 結論!センター席とアリーナ席どっちがいいかを総括
横浜アリーナ センター席 40列からの視界
横浜アリーナのセンター席40列は、後方のエリアに分類されます。この位置まで来ると、ステージ上のアーティストはかなり小さく見えるため、肉眼で表情を識別するのは困難になるでしょう。ライブを楽しむためには、双眼鏡の持参を検討することをおすすめします。
ただし、ステージから距離がある分、視野は大きく開けます。レーザーや照明、スクリーン映像といった、ステージ全体を使った壮大な演出を余すところなく楽しめるのは、後方席ならではの利点です。前方の席では体感しにくい、会場全体の一体感や観客のペンライトが作る美しい光景を堪能できます。
視界の面では、前述の通り、センター席は基本的に平面であるため、前の観客の身長によっては見えにくさを感じる可能性があります。もし、公演で後方に段差が設けられていた場合、40列あたりはその恩恵を受けられる可能性のある列です。いずれにしても、アーティストを近くで見ることよりも、ライブ空間全体を楽しむことに主眼を置く人向けの席と考えられます。
横浜アリーナ センター席 50列からの視界
センター席50列は、横浜アリーナのセンター席の中でもかなり後方に位置します。このエリアからの視界は、ステージまでの距離が相当あるため、アーティストの姿は豆粒ほどの大きさにしか見えないのが実情です。
このため、ライブ鑑賞はステージ上の大型スクリーンが中心となります。パフォーマンスを直接見るというよりは、パブリックビューイングに近い感覚になるかもしれません。アーティストの細かな動きや表情を追いたい方にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
一方で、50列付近のメリットとしては、チケットが比較的入手しやすかったり、定価以下で取引されたりすることがある点です。また、会場の最後方から見る景色は、それはそれで壮観なものがあります。会場を埋め尽くすファンの熱気や、一体となって揺れるペンライトの海を眺めるのは、後方席ならではの楽しみ方です。アーティストを近くで見ることへのこだわりがなければ、会場の雰囲気を味わう目的で参加するのも一つの選択肢です。
一体感が魅力!アリーナ席のメリットは何ですか?
ここでは、一般的な意味での「アリーナ席」、つまり横浜アリーナでいう「センター席」が持つメリットについて解説します。アリーナ席の最大のメリットは、何と言ってもアーティストとの距離の近さです。
圧倒的な臨場感
ステージの目の前という最高のロケーションのため、アーティストの息づかいや汗まで感じられるほどの臨場感を味わえます。ファンサービスを受けやすいのもこのエリアの特権で、運が良ければ目が合ったり、手を振ってもらえたりするかもしれません。
会場との一体感
銀テープや紙吹雪などの演出が行われた際、直接手に取ることができるのもアリーナ席の魅力です。また、周囲のファンと一緒に盛り上がることで得られる一体感は、スタンド席では味わえない特別な体験となるでしょう。
デメリットと注意点
もちろん、メリットばかりではありません。最大のデメリットは、床がフラットで傾斜がないため、後方になると前の人の頭でステージが見えにくくなることです。特に身長が低い方は、埋もれてしまう可能性があります。また、人気の席であるためチケットの競争率が非常に高く、入手が困難である点も挙げられます。これらの点を理解した上で、アリーナ席を狙うかどうかを判断することが求められます。
東京ドームのセンター席とアリーナ席のどちらがいいですか?
会場が変われば、座席の名称や特徴も変わります。ここでは、代表的な大規模会場である東京ドームを例に見ていきましょう。東京ドームでは、ステージ前の平坦なエリアは「アリーナ席」と呼ばれます。横浜アリーナの「センター席」が、東京ドームの「アリーナ席」に相当すると覚えておくと分かりやすいです。
東京ドームには、横浜アリーナのような「センター席」という名称の座席は基本的に存在しません。アリーナ席の周りには「スタンド席」が配置されており、これが横浜アリーナの「アリーナ席」や「スタンド席」に該当します。
では、東京ドームのアリーナ席とスタンド席はどちらが良いのでしょうか。これは一概には言えません。
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アリーナ席: アーティストを近くで見たい、臨場感を最優先したい人向けです。ただし、広大なため後方ブロックになるとステージがかなり遠く、埋もれるリスクも高まります。
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スタンド席: ステージ全体や演出を見渡したい人、着席してゆっくり鑑賞したい人向けです。1階スタンドの前方であれば、アリーナ後方よりも見やすい場合があります。
このように、会場の規模や座席の呼び方が異なれば、席の価値も変わります。横浜アリーナと東京ドームの名称の違いを混同しないように注意し、各会場の特徴を理解して席を選ぶことが大切です。
結論!センター席とアリーナ席どっちがいいかを総括
これまで、横浜アリーナと東京ドームを例に、センター席とアリーナ席の違いや特徴を解説してきました。どちらの席が良いかは、あなたがライブで何を一番に求めるかによって変わります。最終的な判断の助けとなるよう、この記事の要点を以下にまとめます。
- 一般的なアリーナ席はステージ前の平坦なエリアを指す
- 横浜アリーナでは一般的なアリーナ席を「センター席」と呼ぶ
- 横浜アリーナの「アリーナ席」は一般的な1階スタンド席に該当する
- この名称の違いを知らないと当日がっかりする可能性がある
- 横アリのセンター席の番号はステージに向かって右(上手)から始まる
- 横アリのセンター席は前方だと近いが後方は見えにくいことがある
- 横アリセンター席30列は会場の中央付近で全体を見やすい
- 横アリセンター席40列・50列は後方で双眼鏡の活用が推奨される
- 一般的なアリーナ席(横アリのセンター席)のメリットは近さと臨場感
- 一般的なアリーナ席のデメリットは傾斜がなく埋もれる可能性があること
- 東京ドームではステージ前のエリアを「アリーナ席」と呼ぶ
- 会場によって座席の名称や定義が異なるため事前の確認が不可欠
- アーティストを近くで見たいならセンター席(アリーナ席)の前方
- ステージ全体の演出を楽しみたいならアリーナ席(スタンド席)
- 自分にとってのベストな席は目的によって決まる